誰が何のために描いたのか未だに謎が多いナスカの地上絵。約2000年前に描かれた地上絵が令和のこの時代にまだ発見されています。
本日2026年3月27日の夜に放送される「所でナンじゃこりゃ⁉」でも地上絵について語られるそうで。そんな興味深い謎多い地上絵について気になったので情報をまとめてみました。
ナスカの地上絵とは?
ナスカの地上絵とは、南米大陸ペルーのナスカ台地の砂漠地表面に酸化して黒っぽくなった石で覆われていて、それらを避けた砂利の色分けによって描かれた幾何学図形や動植物の絵の総称のことです。有名どころでいうと
- ハチドリ
- コンドル
- サギ
- 巨人
- クモ
- オウム
- 犬
- 植物形態のグリフ
- サル
- ファミリー(パルパの地上絵)
- 幾何学図形とそれらをつなぐ直線群
- 巨大な三角形プラットフォーム etc…
ナスカ台地は約400平米キロメートルと広大で、地上絵の大きさは最大のもので300mほどと巨大なため地上からは全体像を把握しにくかった。1920年代末にペルーの首都リマと南部アレキパを結ぶ定期空路が開設され、上空からの発見で有名になった。
1920年に発見されて以来、これまでの研究では動物や植物などを描いた絵が430個確認されていて、そのうちの318個を山形大学のナスカ研究所が人工衛星や航空機、ドローンを用いて発見した。
その後現在では人工知能AIを活用して893個の地上絵が確認されています。
消えない主な理由
極度の乾燥気候
最も大きな理由は、地域特有の極端に乾燥した気候にあるそうです。
ナスカ平原はペルー南海岸に位置し、年間の降水量はわずか数ミリ、世界でもトップクラスの乾燥地帯。
そのため雨によって地上絵が流されたり消されたりすることがありません。また、水分が少ないため土が固定されやすく、砂もあまり動かない。
風が弱い
ナスカの地特有の風の特性があるそうです。
ナスカ平原は砂漠地帯にもかかわらず、砂嵐のような激しい風が起こりにくい珍しい特徴があり、理由としてナスカの地表は「デザートペーブメント」と呼ばれる特殊地表構造。礫層と呼ばれる比較的重たい小石や礫に覆われていて、これが風による土砂の移動を防ぐバリアの働きをしている。
また、ナスカ平原には地上絵の溝に入り込んだ細かな砂を吹き飛ばす「ちょうどいい風」が吹いているそうです。
「レリーフ状」の高度な技法
動物の形をした大型の図形の一部には、線を単に掘るのではなく「レリーフ状」という手法が用いられている。「レリーフ状」とは、周囲より少し高く盛り上げて描くもののことだそう。
効果として
- 光と影によって見やすくなる
- 風による浸食を防ぐ
があるそうです。ナスカの人々がこの地上絵をいかに長い時代残り続けるものにしたかったのか。生きた証を残したかった人もいたのかもしれませんね。
動物がいない
極度の乾燥気候でも話した通り、雨がほとんど降らないトップクラスの乾燥地帯。
その環境下では植物は育ちません。食べる植物も生まれないわけです。動物は食料も水もないところでは生息できないため動物に荒らされる心配がないのです。
人によって守られている
ドイツの数学者・考古学者の「マリア・ライへ」さんが展望台を建設し、ナスカの地上絵を人が見れるようにしたそうです。空からわざわざ見なくとも誰かの目に映るようになったのが残り続ける理由になっていそうです。
何のために作られた?
未だに謎多きナスカの地上絵。何のために作られたのか確実性のある情報はありません。しかし、いくつかの仮説が挙げられています。
- 農業や水源確保の雨乞い説
- 天文学説
- 方向を示すため説
- ナスカ人はアート好き説
- ダンスやコミュニケーションツール説
あまり多くは語られていないものばかりですが…。線上の動物の地上絵は星座に対応していると言われていたり、水のない地域に雨を降らすためだとか、なにか大きな目的地の方角を示しているなど様々な説が唱えられています。
個人的にはナスカ人はアート好きは結構あると思っています(笑)
令和に見つかった地上絵もユニークな絵柄が多いですし。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まだまだ謎多きナスカの地上絵ですが、研究が進んでわかってきたこともあれば2000年ほどの時を経ても未だ謎が深まるものもあります。でもその未知こそがこの令和の時代でも注目を浴びる魅力なのかもしれませんね。


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